【CHAOS;CHILD】第1話レビュー


第1話『情報強者は事件を追う』

自分を情報強者だと思っている宮代拓留。新聞部の部長として、連続して起きた猟奇的な事件を追うことにする。

【CHAOS;HEAD】の主人公西條拓巳同様タクと呼ばれていたり、西條は屋上のコンテナでしたが、宮代はトレーラーハウスで一人暮らしをしていて、どこか似ている気がします。

6年前、『ニュージェネレーションの狂気』が起こっていた渋谷を襲った大地震で両親を失っている辺り、因縁を感じるし。

ちなみに地震があった時、拓留自身も渋谷にいたことが第0話で判明しています。

『ニュージェネレーションの狂気の再来』と呼ばれる連続猟奇事件を追っていた拓留は、事件が6年前の事件と同じ日に起きていることに気づく。

現時点で起きている猟奇事件は2つ。

1件目は『こっち見んな』と呼ばれているニコニヤ動画の配信をしている男性が、自分の腕を切断して食べた直後、死亡するというもの。

突然苦しみ出すまでは、腕を切り落としてるにも関わらず、まったく痛みを感じている様子はなかったらしい。

まるで過去の『美味い手』のようです。

2件目は『音漏れたん』。

ニコニヤ動画で歌い手をしているストリートミュージシャンが自分の腹にスピーカーを埋め込んだ状態で、ストリートパフォーマンスをして死んだというもの。

プレイヤーがリピート再生になるまで誰も気づかなかったらしい。

こちらはこちらで、過去の『妊娠男』を彷彿とさせます。

この説明をしている最中に尾上世莉架が登場するんですが、その手には前作でもおなじみのゲロガエルが。

第0話では妹の七海が携帯につけていたはずなんですが、七海の右腕とともに箱に入っていた携帯からは消えていました。

6年前は人気の商品だったとはいえ、嫌な予感しかしません。

同じ施設で育ち、姉のように振る舞う来栖乃々の制止も聞かず、第3の事件が起こる予定の日、世莉架とともに事件が起きていないか探していると、ラブホテルに警察がいるのを発見。

現場へと潜入するんですが、わざと見つかって中に戻されるという無茶な手法。いや、君ら制服なんだからまずいだろ。

と思ったら何故かお咎めもなく、窓の開いていた部屋に向かうんですが、いきなり世莉架がドアを開けようとします。警察を見つけたことを考えると、うさん臭さしかありません。

まあ、ただの頭のおかしい子かもしれませんが。

すると、ドアの鍵が開く音がしたので中に入ると、警官と女子高生らしき少女が倒れていて、カーテンの向こうにあるベッドでは男が座っている様子。

逃げようとした世莉架がドアを開けようとしても何故か開かず、転んだ拓留が再びベッドを見ると、いつの間にかカーテンが開いていて、男の首にかかっていたロープが締まっていき、男の首がねじ切られます。

第0話で『ノータリン』を描写した割にはかなり配慮した映像表現でしたが。

意識を失った拓留と、吐いていた世莉架は保護され、少女の方は警察で事情聴取されているようです。少女の方はホテルで目を覚ましている描写がありましたが、それにどういう意味があったのかはまだ不明です。

少女は事情聴取で終始無言。死んだ柿田という男とホテルを何度も利用していたため、関係を問われても答える様子がないというか、完全に無反応。

しかし、白衣姿で事情聴取に参加している久野里澪の「おまえは持っているものに気づかれなかったのか、元から持っていないのか、どっちだ」という言葉に反応したかと思うと、有村雛絵と名乗り、突然普通に話し出します。

この事情聴取をしているふたり、拓留たちがホテルを見張ってるシーンの途中で、信用調査会社フリージアで前作にも登場した百瀬克子と話してるシーンがあるんですよね。

特に百瀬克子の正体がゲーム版【CHAOS;HEAD】のあるルートと一緒だとしたら、なんかいろいろと大丈夫なのかと思ってしまいます。

世莉架は保護される前に拓留のスマホを回収していて、警察の聴取の前に画像をストレージにあげているという出来る女振りを発揮。

おかげで事件現場に『力士シール』と呼ばれるシールがある可能性、ホテルにいた謎の少女が拓留たちの通う学校の生徒だとわかる。

この情報を提示するのが、ホテルの窓の外に貼られた『力士シール』を虫と言ってみつけた世莉架、少女を見たことがあるという拓留の親友の伊藤真二。

こういう作品って何もないところから突然情報提供してくる人物がうさん臭く感じます。

世莉架はことあるごとに誘導してくるし、伊藤の方も猟奇的な画像を好むようだし。もっとも、伊藤の方はクロだったら後半で死んじゃいそうな気もしますが。

そんなこんなでシールは後日確認するとして、少女を探すために部活集会等の写真を見れる生徒会室へ。

来栖に会いたくない拓留が抗議するが、世莉架があっさりドアを開ける。探索系アドベンチャーゲームだったら、間違いなく死ぬタイプ。

中にいたのは来栖と雛絵だった。やっぱり死ぬタイプです。

自己紹介をして去っていく雛絵を呼び止めると、彼女はホテルにいた生徒が拓留たちだったんですかと確認してくる。

問いかけの度に「言葉に出してもらっていいですか」と言ってくるのが、西尾維新の【物語】シリーズに出てくる斧乃木余接の「僕はキメ顔でそう言った」のよう。

推測ですが、雛絵は言葉に出されたことが本当なのか、嘘なのか見極める能力を持っているような気がします。

どうやら問題ないと判断したのか、去る前に廊下でふたりきりになった拓留へ「あなた、殺されますよ」と忠告してきたところで次回へ。

まだ伏線ばらまいただけの状態みたいなので、今後に期待。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です